鳥よ…。

 かつて新宿にあった日赤病院にて生を受け、早稲田大学の近くで3歳までを過ごし、それ以降はこの地で暮らしております。
 家の建て直しで数か月別の場所に家族と共に住んでいたことと、1年間だけ実家から徒歩3分のレオパレスで一人暮らしをしていた以外、基本的にずっと現住所におりました。

 それが結婚して、初めての賃貸。初めてのアパート。初めての他住所。

 そして6年ぶりにまた今の家に戻って来て。

 え、こんなに鳥がいっぱいおるのん?
 
 カエルもめっちゃ鳴いてるし、夜は車の音とか全然しないし、近所で犬がワンワン鳴いておるし。

 家を出て旦那さんと住んだ場所は実家から徒歩20分くらい。同じ区内で町名は違うけど、まあ、近所。
 
 それなのに、コチラは「住宅街」なので全然違うのですね。
 本当に鳥が多い。あちこちで朝から晩まで何かが鳴いている。

 旦那さんは津軽に生まれ育ちました。18歳までかの地で津軽衆として暮らし、ちょっと南部衆に混ざったりしながら再び津軽衆に戻って、そんで、埼玉だとか東京とか津軽を挟みながら流転し、この地に流れつきました。
 なので、「鳥が珍しい」のだそう。鳥とか蝶など?確かに津軽に比せばここは南国。いろんな鳥がおります。

 ちょっと想像してほしい。

 夫が、どこにでもいる鳥を見ては「あー。鳥がいる!」などと嬉しそうにキャッキャしていたら。どうだろう。かわいいが過ぎないか?え?過ぎない?君の夫にはかわいいという成分が足りないのだろうが、うちの旦那さんは大量のかわいいが体内に存在していて、ぷわぷわと毎分5リットルくらい噴出しているので、しこたまかわいいのである。

 そんなことを言う私とて、鳥が好きだ。可愛らしい。小鳥も大きな鳥も。動物は好きなのだ(そして近づきすぎたり触ろうとして旦那さんにドン引きされる。どうも動物と着ぐるみに対しては距離感がおかしい。いきなりゼロ距離で行く)。

 近所で盛んに鳴いている鳥たち。なんて名前なんだろう?

 そんな好奇心が強くなるのは自然の流れ。今はいんたーねっつという便利な文明の利器があるから便利ー。などと思っていたが、なかなか欲しい情報にはたどり着かない。

 今鳴いている声をスマホに聞かせると「これはシジュウカラです」などと答えてくれるアプリがあれば良いのだが、寡聞にして見つけることができなかった。
 
 ネット上にある「シジュウカラの鳴き声」を聞いて、「これ、さっきのと同じ?」という調べ方になるため、よほど独特のものでないと判断が難しかったり、あたりをつけることすら技量のいることで、なかなか難しい。

 そんな中、日本野鳥の会が「気になるあの鳥がわかる 鳴き声ノート」なる小冊子を無料配布しているというページにたどり着いた。

 身近な鳥や、森林でよく聞くことのできるポピュラーな鳥たちの鳴き声が収録されている動画ともリンクされており、「これ!欲しい!」と沸き立ち、さっそく取り寄せてみた。

 送られてきた小冊子には、繊細でち密な鳥の絵と共に、名前や鳴き声、コラム、特徴などが書いてある。
 読みごたえもある、素晴らしい小冊子だ。
 「田舎の人なら知っている」でお馴染みの、「デーデーッポッポポー」と鳴く鳩は、キジバトであると知ることができた。公園などにたむろしている「クルックー、クックゥー」と小声で鳴いている灰色の彼らはドバト。なるほど、そうか、そんな違いが。

 やったー、なんか素敵な小冊子をもらったぜー。

 と、思って同封されている案内を見ると、「この小冊子は無料で送付していますが、未使用の切手を送っていただけると嬉しいです(要約)」とある。

 募金の振込用紙も入っていることだし、そもそも送料負担でも良いくらいなのにタダでくれたものだし。

 家にある切手をかき集めて、88円くらいにして「半端な金額ですいません」と書いて送った。

 そして忘れたころに、再び日本野鳥の会から封筒が。

 何やろかと開けてみたら、「小冊子をお申込みいただいた皆様、イベントや探鳥会にご参加いただいた皆様へ」と題して、通販カタログが…。

 いやあ、これを送ってもらうために切手を返したんじゃないんだよー。カタログ嬉しいけど、そんなことでお金使わんといてぇ。

 つか、カタログは楽しい。鳥グッズめっちゃ可愛い。欲しい。

 って、違う違う。もういいから。

 たぶん絶対買わないので、「カタログ等の送付中止」というやり方(ちゃんと書いてあってえらーい)を見てメールを送っておいた。

 むむ。どうやら日本野鳥の会直営店が東急目黒線不動前駅の近くにあるらしい。ちょっと行ってみたい。

 このコロ助騒動がおさまって、目黒のお不動さんに行く機会があったら立ち寄ってみよう(あ、ごめん。今は休業中って書いてある。もうやってるかな)。

 個人的には「オリジナル野鳥トランプ」(1430円)などが興味深いが、「水辺の鳥」と「山野の鳥」の2種類あるので迷うところだ。

 って、買わない買わない。

 アホウドリの水筒とかすごく可愛いけど買わない。

 子供がいて「鳥さんのこと勉強したい」などと言ったら間違いなく会員になり、探鳥会とやらに参加し、グッズを帽子から靴下までそろえて首から双眼鏡を下げるであろうが子供がいないのでやらない。

 そうだ、だいたい、鳥よりも好きなのは猫なのだよ。

 猫こそ神の作りし神(文章が変)。猫…触りたい…。

 今、階下に通い猫が来ておりまして、昵懇の仲になって家猫に転職してもらうよう画策中なのですが。見れるけど触れない。
 ホログラム?3D?幻?
 ああ、手の届くところにふわふわの黒い毛玉がいるのに触れない。もどかしい。かわいい。嗚呼かわいい。

 今はまだ、クロちゃん(仮名)に「うあー、キモイわー、このツルツルの生き物」という目で見られる有様なので、もう少し仲良くなりたいなあと夢想しております。猫…かわいい…。

 

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