杳月日記

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zoom RSS ホラーと言うより、「怖い話」

<<   作成日時 : 2018/06/16 17:08   >>

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 加門七海さんの本を読んでいました。


 『霊能動物館』(加門七海・著)


 
霊能動物館
集英社
加門 七海
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 狼や狐など、様々な動物を日本における「神」や「遣い」などの霊能的観点から考察した本。狼と犬の違い、神の遣いとしての狐と人を騙す狐の差異など。なかなか面白かったです。
 作中に出てきた本で、「うお。すげえ」と思って図書館で頼んだ本が今日届きまして、お迎えに行きました。

 『憑きもの持ち迷信』(速水保孝・著)。自ら「狐憑きの家筋」に生まれた速水氏の、憑きもの持ちと言われるがための差別や迷信などを書いた本であるそうな。
 1999年に発行された本で、この本を出版している明石書店のラインナップを見たら、『史料で語る四国の部落史』『賤民身分論』『日本奴隷史』『仏教徒部落問題関係史料集成』『中世の非人と遊女』など、むちゃくちゃ濃いタイトルが並んでおります(笑)。これは、これから読む。

 話がズレた。加門さんの本の方ね。

 加門さんご本人が「見える」人であるので、体験記もたくさん載っています。動物の民俗学的考察は昔から好きでいろいろと読んでいるので、読みやすくてサクサク読んで終わった。怖い本ではありませんでした。



 『たてもの怪談』(加門七海・著)


 

たてもの怪談
エクスナレッジ
2016-08-03
加門 七海
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 こっちはもう少しオーソドックスに建物にまつわる怪談噺を集めた本です。
 別の本で語られていたお話も再掲されており、読み物として面白かったです。
 中でも、加門さんがマンションを購入しようと決意し、探し、入居し、そして入居した部屋で起こる怪異の話が面白かった。
 再三申し上げているように、私が現在住んでいる家(部屋)は、「怖くない家」です。生まれてこの方このような「全然怖くない家」に住むのは初めてなので、その快適さに「今までは何だったのか」と実家をグイグイ揺すりたくなるほど、私が座しているこの部屋も、「なにもない」です。
 押入れに誰かが座っているような気配もなく、どれだけ怖い話を読んだ後でも、背後を気にしなくて良いという素晴らしさ。ブラボー。
 なので、借りました。この家以外の場所では読めません。たぶん。

 とは申せ、私もずいぶんと「わからなく」なりました。地元では有名な出るホテルに泊まった際も、「このホテル、めっちゃ暗いなー。でも、クラシカルなホテルだから仕方ないのか?」という程度(@倉敷)。
 年を取って感覚も鈍麻するのでしょうかね。私が大変だったのは幼いころで、ピークは19歳でした。19歳の1年間はいろいろと大変だった記憶があります。20歳を超えてだんだん減り、夜遊びを覚えたあたりでそっちの方はほぼ消失。一人旅をするようになって京都などで怖い目にも遭いましたが、旦那さんは「怖いの無効化バリア」の人で、一緒なら平気(津軽ではなぜかそのバリアが効かん!!)です。
 もう未通乙女でもないしな。と、頬を赤らめたりもするのですが、そもそも処女性ってなんだよって気にもなる。
 私としては、中で出されていなければ処女ではないか。と、思ったりするのですよ。尼さん達が使う木型とゴムを付けた男性性器の差を述べよ。性欲を抱いた時点で穢れるという観点もあるけれど、人間の性欲舐めんなよ、懸想するのは制御できんだろ。と、思う。
 むろん、通っていないから霊的なパワーが強いというテンプレもまた、それはそれでどうなのかという気もする。
 あー、まあ、それでも、神様は好きなんだろうな。穢れていない者たちが(それは容易に想像がつく)。



 『怪談実話系ベストセレクション』(東雅夫・編)



 
怪談実話系ベスト・セレクション (文庫ダ・ヴィンチ)
メディアファクトリー
2012-06-22
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 怪談のアンソロジー本です。加門さんが入ってたから借りてみた。他に名前を知っていたのは、京極夏彦と岩井志麻子さんだけ。志麻子さんのガチホラーはむちゃくちゃ怖いから……。と、思って読んでみたら、「実話系」というだけあって、「本当かウソかはわからん」という体のもの(たぶんフィクションである。いや、フィクションであってほしい)。
 キャラがアレだけど、志麻子さんの文章はきれいで好き。加門さんも女性にしてはちょっと固い文章が好き。江戸っ子っぽい。

 さて、これだけの怪談本を読んで、我が家の空気は変わっただろうか。

 
 続けて読んではいけないな。

 と、思う。

 それと、

 エロを欲する。

 これは意外と笑いごとではなくて、「怖い話」の対極には「エロ」があるのだ(あれ?私だけ?)。

 なので、怪談噺を読んで、ピクシブでBL漫画を読む。を、繰り返した(爆笑)。
 我ながら何もそこまでして読まなくても良いのに。と、痛烈に思う。


 でも、怖い話は面白い。

 あまり重ねると、ここにも寄りついては困るので、これ以上は自重しようと思うけど。

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