10か月待って来た本を3日で読み終える
諸行無常。待った10か月間よ…。
というわけで、本を読みました。
『僕の人生には事件が起きない』(岩井勇気・著)
僕の人生には事件が起きない [ 岩井 勇気 ] - 楽天ブックス
お笑いコンビ「ハライチ」の岩井さんのエッセイです。
芸人さんのエッセイは面白い。というのが定説でして、オードリーの若林さんのエッセイも借りたりしたんですが、そっちは読み終わる前に(正しくは開く前に)返してしまいまして。ひどいね、我ながら。
こちらは、せっかく10か月待ったので読みました。
おもしろかった。
とにかく岩井さんは「普通の人」なんだな。ってことがわかったのと、「でも、やっぱり普通じゃないな」ってことがわかりました。
個人的には、「保温性の高い水筒にあんかけラーメンのスープを入れて持ち歩き、エコっぽい人を演じつつ屋外でそれを飲む」という話が面白かったです。
あと、「あまり親しくもない(遊んだことのない)女性から自分の誕生日パーティーに来てほしいと誘われ、自分で描いた魚の絵(なんでそこで魚なん⁈)を持っていく話」とか。「珪藻土と自然薯にハマった話」とか。
読みたくなったでしょ。ふふふ。今なら、横浜市立図書館、私の後に124人待ってるから予約してください。
そして最後の「相方の話」が。なんというか。背筋がゾッとした。
うすら寒いものを感じるのもおかしな話かもしれないけれど。なんだか「こわっ。澤部さん、こわっ」ってなったのと…