東京国立博物館 「東寺空海と仏像曼荼羅展」・2

    ジャジャーン!やべえ!ポスターかっこいい!!  並んでいるかな、どうしよう、入場制限とかかかっているかな。ドキドキしながら平成館へ足を運ぶと、いや、全然。全然並んでないよ!!やった!勝った!!俺は勝ったぞ!!  そう。まだ宣伝も十分でないのか、拍子抜けするほど空いていました(笑)。  意気揚々とロッカーに荷物を突っ込み、展示ブースへ。ああ、空いてる…。夢みたい…(空いているとは言っていますが、人間はたくさんおります。いや、あの死ぬほど混んでた阿修羅展とか知ってるからさ)。  第一章は「空海と後七日御修法」。密教法具は「ちょっと違うかもしれないけれど、お師さまも同じようなものをお持ちだったのだろう」と、だいたい推しに持たせる妄想を繰り広げてニヤニヤします。鉄板。  今回は御請来目録のうち、最澄筆のものが出ていました。どうやら前期だけのようなのでラッキー。ううん、どうしたって私は空海よりも最澄派なのでね。その代わり、大元帥明王関係(曼荼羅図や六面八臂像など)は後期に全て出るみたいです…。見たかったな。  ここには、祭壇(とは言わないのか)が再現されており、なかなかにハアハアしました。いいぞ、もっとやれ。  密教の修法で使う独特のお祭りの仕方はなんだかドキドキしますね。形式通りにいろいろなものが並べられていて。結界が張ってあったり。楽しい。  第二章は「真言密教の至宝」。曼荼羅図が何幅も出ていました。とても古い物もたくさん。  第三章は「東寺の…

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東京国立博物館 「東寺空海と仏像曼荼羅展」・1

 前売りを昨年末に購入しておいた、トーハクの「東寺・空海と仏像曼荼羅展」に4月2日(火曜日)行ってきました。  とにかく混むのが怖い。並ぶのが怖い。仏像系の展覧会は昨今クッソ混みやがるから、待ち時間90分以上とかザラだし、入場規制あったら嫌だし、何より人が多すぎて展示物がゆっくり眺められないのが本当に無理。  という、「トーハクの仏像系展覧会クソ混み問題」に対して恐怖心しかない私は、「どっかのテレビで特集やるまえに行きたい!」と旦那さんに訴え、ちょうど桜の頃とも合致するしということで4月2日に行ってきました(3月26日から6月2日まで開催)。  頃はちょうど桜の満開。上野に着いたら人がたくさん。桜もたくさん。  とにかく「混んでる時間帯は嫌だ」の一念で、ちょっと遅めの出発、遅めの到着。まずは不忍池に厄除けお守りをお返しに行くことに。  そしたら、なんと、当日は初巳のご縁日でして!ひゃっほー!おまけに、見たことない宇賀神さまが!ぎゃあ、なにあれ!!  思わず「宇賀神さんだぁ!!」と駆けだすアラフォー女。・・・あ、写真撮るの忘れた。  どうやら訳知りのマダム曰く、「昨年の10月辺りに作られた宇賀神さま」ならしい。つか、普通は秘仏扱いだったり、お厨子の奥にひっそりととぐろを巻いている方が、こんな青天白日の下に野ざらしに設置されて大丈夫なのかしらん(笑)。  「宇賀神」という方を知らない人達が若干引いてたのが面白かったですね。センセーショナルなビジュアルだものなぁ。あた…

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ムンク展

 11月6日、旦那さんと上野の東京都美術館で開催中のムンク展に行ってきました。  ムンクは旦那さんが好きだとのこと。私もけっこう好き(私はギュスターヴ・モロー至上主義でして)。  精神的な病とは遠く、病んだことがない旦那さんは、ムンクとかゴッホが好きなのだそう。ちょっと不思議だけど、自分がそうではないから興味があるということかな。  あいにくの雨。しかし、出発!  東京駅のグランスタ近くでお昼ご飯(手作りのたまごサンドとホットドック)を食べ、1時前くらいに美術館に到着。  「中は混雑しています」と言っていたけれど、仏教・仏像系の展示会に比して込んでいない感じ。  やはりトーハク平成館での特別展はヤバイ。  絵画は、どうして写真にしてしまうと違って見えてしまうのでしょうかね。  肉眼で見るムンク作品は、とても迫力があって、「やばい。こわい」と言いながら鑑賞しました(笑)。  私は「マドンナ」という絵が好きなのですが、「太陽」という作品の前で圧倒されましたね。もちろん、「叫び」も、本物はすごかった。  大好きな高橋葉介さんの描くホラーに通じる(逆なのか?)、目がウロのような空洞で、真正面(こちら)を見ている幽霊のような姿。おぞぞ、こわい。  1時間半以上かけてゆっくり見て、出てからは他にもやっていた展示発表会も無料なので見てきました。  ニュークリエイター展というのが面白かったです。日本人の「やりすぎ」とも言える超絶技巧がさく裂しまくってて、和紙…

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京都・醍醐寺 真言密教の宇宙(サントリー美術館)

 9月18日から東京のサントリー美術館で行われている「京都・醍醐寺 真言密教の宇宙」という展示会に初日、旦那さんと行ってきました。  醍醐寺展をやると知ったのは1週間前くらいで、「はやく!はやく前売りを買わねば!」と思って、旦那さんか母親のどちらかと行けばいいやと2枚購入。初日に行くと混んでいるかもしれないとビクビクしながらも、けっきょくは旦那さんと行ってきた次第です。  サントリー美術館は三井寺展など素晴らしい仏教美術系の展示会をやっているので、ハズレはまずないだろうと思っていました。むしろアタリしかない。  10時半過ぎ。会場到着。むむむ。なかなかの人出。さすがに初日から来る人達は好きで来ている感がある(どの展示会でもそうだろうけど、「タダ券をもらったから興味ないけど来てみた」という人が一定数いる)。  第一章は「聖宝、醍醐寺を開く」ということで、入っていきなりポスターにも起用されている上醍醐の如意輪観音さまがおひとりでスポットライトを浴びていらっしゃいました。  スターはオーラが違うぜ。金色の多く残っていながらも絶妙な剥落の仕方で、何とも言えない色っぽい如意さん。頬がふっくらで、肉感的で、大きなお像ではないけれど存在感があって、とても素敵。    あ、余談ですが、音声案内はみうらじゅんさんといとうせいこうさんの見仏記コンビが担当していますよ。  他には醍醐寺を開いた聖宝上人の座像や、空海の図絵など。  続く第二章「真言密教を学び、修する」。  …

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仁和寺と御室派のみほとけ 天平と真言密教の名宝(その2)

 続く第二会場は仏像ゾーン。  「仁和寺の江戸再興と観音堂」「御室寺のみほとけ」に分かれており、前半は、まあいいとして(いいとすんな)。  仁和寺の仏さま達がどーん。かなり大きな吉祥天像や文殊、それと15歳の聖徳太子を模したという悉達太子像など。  目玉は仁和寺の観音堂をまるまる再現コーナー!!  ここは写真を撮っても良い場所なので、みんな写真をバシャバシャ撮ってる!!(ロッカーに荷物を置いてきたのでカメラ持ってない!!)。  まあ、写真は良いのです。それに、写真を撮っている人達は、誰が誰だかもわからずに撮っているのだろうと思うと、混ざって撮るのもバカらしくなるのでした。  私はと言うと、案内板とお像を見比べて、「あそこに婆藪仙人がいるから、隣は○○だ!」などと、目立つ人をランドマークに誰が誰かを見つけて大興奮。楽器隊も充実しており、二十八部衆が全部そろうとさすがに楽しくて、オラァ、ワクワクすっぞ!(cv野沢雅子)。  お堂全部を再現ということで、後ろ側も壁画をコピーして貼り付けてあるし、まさに観音堂にいるかのよう。  はあん。楽しい。むちゃくちゃ楽しい!!  それと、つい仏様には手を合わせてしまうのですが、私が手を合わせて頭を下げるとそれまで棒立ちで見ていた周囲の人がつられて手を合わせるのはちょっとおもしろかったです。  私も以前は展覧会の仏様には手を合わせなかったのですが、なんだろうか、心から、すっと手を合わせて頭を下げたくなるのね。  そ…

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仁和寺と御室派のみほとけ 天平と真言密教の名宝(その1)

   東京国立博物館平成館にて絶賛開催中の、「仁和寺と御室派のみほとけ」展に行ってきました!  運慶展の時に人の多さにうんざりし、「行くのは諦めよう」と思っていたのですが、どうしても葛井寺の御本尊さまに会いたくなってしまい、この期を逃すと後悔する!と思って頑張ったのです。  さて。どうやら午前中は朝から見たい派で混雑し、ランチタイムに少し落ち着いてそれを過ぎたらまた混み、閉館近くなると空くとのこと。それじゃあランチタイムに狙いを定めるぜ!  おまけに、平日朝の京急は地獄のようなありさまで、足がつかないくらいぎゅうぎゅうになって死・決定!のため、お昼ちょっと前に上野に行くようなタイミングで出発。  11時に上野に到着。まずは「びわ湖長浜KANNONHOUSE」に行く。2回目なので場所は大丈夫。  今回は余呉の十一面観音さまがいらっしゃってました。相変わらずシックな落ち着いた場所。好き。うふ。  ほっぺたがぷくぷくで、やや寸胴寸づまりな感じは愛らしくて親しみの湧く仏さまでした。リピーターカードにハンコを押してもらい、「ああ、ここで働きたい…」と呟きながら出てきました(笑)。  そのあと、ファッションビルであるABABへ。ネットで探しだしたパン屋さんでご飯。  ここの2階にある、「小麦っ娘」というパン屋さん。まじお勧め。イートインスペース広々。パン安い。電子レンジがあってパンを温められる。マヨネーズとソースまでなぜか無料。飲みモノ激安。禁煙。粉から挽いたコーヒー…

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にゃんこまみれin浅草橋

 金曜日の夜。ご飯も終わり、ぼんやりとネットとか見ながら団欒タイムを過ごしていたら、おもしろそうな展示会を見つけましてね。  「猫の合同写真展「ねこ専」   日程 2014年8月22日~27日 10:00~22:00  最終日20:00まで  入場料 500円   場所 東京都台東区浅草橋5-27-6-5F TODAYS GALLERY STUDIO」  猫の!写真展!!  「行く?」「どこ?」「浅草橋」「猫?」「猫!」「行こう!」  という感じの会話で、土曜日に行くことが決定!  ついでに、実家に「サントリー美術館」の「プラハ国立美術工芸博物館所蔵 ボヘミアングラス」の招待券があるから、六本木とハシゴすることに。  顔を見ながら(さぐりながら)予定が決められるのは、同居しているからこそ。であるな、と思いました。  ラクだよね。やっぱり。  翌日土曜日23日。  昼前出発。車で駅まで行って、代々木上原経由で六本木へ。  お昼ごはんをどこで食べようかとミッドタウン内の看板を見ると、「浅野屋」の文字が。  あ、浅野屋さんがある!!  探して、イートイン!  ミッドタウン店限定のパンも魅力的だったけど、中にチーズとかトマトのフィリングが入ったパンと、クリームチーズのデニッシュ!それとコーヒー!で!1000円オーバー!!!  はふぅ。味もすごいが値段もすごいぜ!  やあ。ケチな私が躊躇せず買うくらい美味しいんですよ。もう、本…

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お寺好き・仏像好きさんへ、100の質問 回答編

 と、言う訳で。自分で回答してみます。   01/男性ですか?女性ですか?    女性です。一応。 02/お寺好き・仏像好き歴はいかほどですか?  んー。30年くらい?かな? 03/どなたの先達でこの道に?  祖父。それと、同好の幼馴染がいたから連れ添って。 04/どんな書物に影響を受けましたか?  みうらじゅんさん・いとうせいこうさんの『見仏記』は名著です。 05/寺好きさんにおススメの1冊を教えてください  みうらじゅんさんの、『アウトドア般若心経』。寺好きの人向けではないか(苦笑)。 06/仏像好きさんにおススメの1冊を教えてください  しつこいですが、みうらじゅんさんの著作は仏像好きのバイブルです! 07/好きなお寺ベスト3!!どうぞ!!  1.比叡山延暦寺(京都・滋賀)  2.頂法寺(京都)  3.蛸薬師堂(京都) 08/好きな仏像ベスト3!!どうぞ!!  1.延暦寺横川中堂の聖観音菩薩像(京都・滋賀)  2.清水寺の勝軍地蔵像(京都)  3.黒石寺の伝慈覚大師像(岩手) 09/好きな高僧・名僧は誰ですか?  天台宗第三代座主慈覚大師円仁さま。「お師さま」と勝手にお呼びして追っかけしてます。  それと、医療従事者として叡尊さんと忍性さんがらい病救済について行った偉業は心底ご尊崇申し上げます。 10/何宗のお寺が好きですか? …

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汐留から銀ブラ

 昨日。念願の、汐留ミュージアムで開催中の、「モローとルオー −聖なるものの継承と変容− 展」に行ってきましたー。  あまり使わない東急田園都市線で渋谷周りの銀座線。  新橋から徒歩数分。  いやー。ねー。  やっぱモローさんはいいよねー(感想になってない)。  ルオーさんは初期の茶色い感じの絵は好きだけど、黒い直線で輪郭を取る方向のは、近代画ぽくて微妙に食指が動かず。  それに引き替え、モローさんのは、全部好き。そりゃ仕方ない。好みの問題だ。    師弟での往復書簡のコピーなども展示されており、モローさんは細かくて筆まめな人と知る。  むむむ。お師様といい、私は文章を書くのが好きな人を好むらしい。  ふがふが見た後、展示室を出ると新人物往来社から『ギュスターヴ・モローの世界』なるマニアックな本が出ており、ニヤニヤして購入。2200円。いいもん。高くないもん。  それと、絵葉書を数枚買って、大満足!!素晴らしい!!  その後、私が「どーしても!」と言って連れて行ってもらった(基本的に道や場所を覚えない)、日テレ屋!(笑)。  そらジロー。かわゆすー。超かわいー。  くまもんとのコラボキーホルダーを買おうかと手に取るが、先ほどの2200円+300円の出費が頭をよぎって、840円が買えない(笑)。  しかし。そらジロー、可愛いですよ。たまらんですよ。  ふがふがして、まあ、結局何も買わずに店を後に(笑)。  で、駅へ戻っ…

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ルーブルと谷文晁

 両親がサントリーのセサミンとグルコサミン&コンドロイチンを定期購入しているので、サントリーから、サントリー美術館の招待券が届いた。  谷文晁展。ふむふむ。大丈夫です。好きなラインです。  どちらかと言うと、酒井抱一や、尾形光琳などの琳派がストライクなのですが、文晁さんは抱一さんとも仲良しで、時代的に円熟した江戸後期の素晴らしい画家と言うことで、まあ、行ってみたい!と思いまして。  それと、購読している新聞社からチケットプレゼントでルーブル美術館展の招待券もゲット!  ということで。24日(土曜日)、夏休みに行き損ねて延期していた上野~六本木ルートに行ってきました。  やや雨っぽい空もようの中、新宿まで小田急線で行き、そこから中央線などを乗り継いで上野へ。  11時半過ぎでお腹が空いていたので、いつものサンマルクカフェでお昼ご飯。  地下にあり、完全禁煙で、静か。素晴らしい店です。  腹ごしらえ後、東京都美術館へ。  途中、上野公園内に知らぬ間にスターバックスとか出来てて驚く(笑)。  そして、いつもは右折するのに直進。右折すると国立博物館です。  初めての東京都美術館。混んでいる。    ルーブル美術館展は9月23日までやっているので、一応リンクを貼り付けておきます。  紀元前500年以上の前のツボとか。スゴイですよねー。模様とかちゃんと残ってるんですよ。  人垣の向こうから覗きこむように展示品を見つつ、「序章」から「第五章」まで年代を追…

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おわったぁぁぁ(泣

 とうとう夏休みが終わってしまいました。悲しいです。  休み明けは混まないというジンクスがあるので、まあ、頑張りますが、とにかく年末に向けて大変になっていくのは目に見えていて、今年は倒れずに乗り切れるか心配です(毎年同じことを言っている)。  えと。後半戦。  8月16日。  前日まで、ルーブル美術館展(東京都美術館)と、谷文晁展(サントリー美術館)に行くと予定していたのですが、招き猫からの猫ブームが燃え盛り、行きたかった、岩合光昭写真展 ~ねこ~(ヒカリエ9階)に行ってきました。  岩合さんはNHKでやっている「ネコ歩き」はもちろん、写真集もフガフガよだれを垂らして眺めるほど大好きな写真家さんです。  彼のネコ写真は、力強くてユーモラスで、何より、本当に愛らしい!!  なので。上野~六本木コースを止め、渋谷~代官山コースを彼と行ってきました。  写真展は本当に素晴らしかったです。東急東横線ヒカリエ改札口の内側(ホーム側)のフライヤー置き場に20%割引券付きチラシが置いてあるので、東横で行かれる方は、ぜひ持参のほどを。  彼も猫が嫌いではない人だったのですが、我が家にいる三毛猫(ハナ)と、彼の家付近に生息しているクロちゃんズ(黒猫2匹)と茶色ちゃんのせいで、猫大好き人間に改宗しましたもので、とても喜んでいただけたようです。  私が「猫はいい。神だ」と洗脳しまくったせいで、ちょっと洗脳が行きすぎた感もありますけど。ま、いいでしょ。  ヒカリエ8階…

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渋谷で迷子

 昨日は、彼と渋谷までルーベンス展を見に行きました。  新聞屋さんが月に一度だか、「チケットプレゼント」みたいなのをやっていて、大抵は野球のチケットだったりするのですが、たまにアタリがあるのです。  読売巨人軍は嫌いですが、読売新聞が良い美術展や博覧会のスポンサーにこれからもどんどんなってくれることを切に望みます。  えと、もうちょっと遡って。    3月28日は、病院の歓送迎会でした。  世話になった看護婦さんの送別会ということで、行きたくないとダダをこねていたけれど折れて行った格好です。  ツライ不妊治療の末にご懐妊したというのに、まだ働こうとする彼女を「無理をされても、私達が迷惑だ」とバッサリ斬り捨てたせいで、彼女は辞める決意をし、辞めちゃったもんだから、別の看護婦さんが胃に穴が開かんとするくらいのストレスをため込んでいて、それって諸々私のせいだったり(?)とか思っちゃったり、全然思ってなかったりで、わー、知らねえし。とも言えず。です。  男子ご懐妊だそうで、何よりめでたいことです。  保育士さんが「わー。いいわねー」とお腹を触っていましたが、私は私の悪意(お腹の中の子に対してではなく、私自身が持っている悪い部分)が触れてはならない。と、怖くて触れませんでした。  とにかく先生が超絶ゴキゲンで、看護婦さん1人・保育士さん2人が来ないのに、ニコニコしまくってて、そういえば、忘年会以外の食事会に出るなんて何年ぶりだろ、と思ったりしました。  7時からの宴会(…

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ひろうこんぱい。

 あー。月曜日に携帯から投稿したネタが載ってない…。  22日。日曜日の夜。11時ころ。  ウチの事務の子からメールがあり。  「明日、午前中から出てもらえませんか?」とな。  くだくだしいことを書くのは非常に不本意ながら、今月は忙しかった。  19日の夜、ヘロヘロで帰ってきたら、週2勤務(しかも午前のみ)の看護師から「明日、出てもらえますか?」というメールが来て、「出られても出るかアホがぁー!」と全裸(お風呂から出たところだった)で絶叫し、2秒で「すいません。明日は用事があります」と嘘っこメールを送信したのに。  というか、そもそも、今月のアタマ1週間は、いつも一緒に組んでいる看護師さんがアデノウイルスを目にもらって眼科医から出勤停止をくらい、穴を埋めるのにFさんとキーキー言っていたのでしたよ(遠すぎて覚えてない)。  私は「楽しいイベント」で、それらを何とか乗り切ってきた訳で。  はあああああ。  みんな、自分のシフト分くらいは、自分で仕事しようよ!  というネタをキレながら携帯から送ったのに。    で。ええと。今週は月曜日の朝から仕事で。  おまけに、超混んで。  10時間ほどみっちり仕事をし、続く火曜・水曜も高熱の子がわさわさ来て。  木曜日、幼馴染と金沢文庫の『解脱上人 貞慶』という展示会を見に行き。  金曜日。彼から「週末、どうですか?」と言ってくれたのを、断腸の思いで「無理です…」と返し、っていうか。  好きな人と一緒に…

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空海と密教美術展

 先週の木曜日。  母と、上野国立博物館で開催中の、『空海と密教美術展』に行ってきました。  天台の方が慕わしい私ですが、実家が真言宗ですので。  っていうか、密教はそもそも好き。  前売りも買い、むちゃくちゃ混んでいる事を想定して、9時半に上野に到着。  あまり人がおらず、拍子抜け。  うわー。もっと混んでると思ったのに(苦笑)。  で。展示物は。  すっごーーー、良かったです。  もう、久々に仏像見たー(号泣)って感じ。  仏教っていいなー。みたいな。  10日間限定で、伝空海所持の金念珠と三鈷杵が出てましたよ。  金のお念珠はサラサラのキラキラで、すごく綺麗。  密教法具も、どれもピカピカで、すごくパワフルでした。  空海が入唐して持ち帰った、9世紀のものが多かったので、「これをお師様もご覧になったかしら」とか、「こういうの、お持ちになってたかしら」とか、伝空海所持を見つつ、天台の人を思い浮かべてニヤニヤするという。  空海に殴られる…。笑。  善通寺に伝わる、錫杖の先端(頭)も来てました。  阿弥陀三尊と四天王が裏表に彫られている、とても立派な錫杖。  これも、すごくステキで、「うにー。こんなのついて歩いてらしたのかしらん」と、またもや空海以外の人を思い浮かべてはニヤニヤ。  つか、終始ニヤニヤ。←気持ち悪い人。  仏像もいろいろと。  ああ。そう。  目玉は東寺の立体曼陀羅を8人も連れてきちゃったやつね。…

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東北四寺回廊旅行・その2

 明けて6月19日。  昨日も雨には当たらず、今日は日差しが照りつける暑い日になるだろうとテレビから聞こえる声で目が覚める。    スーパーホテルは朝食付きなので、朝食をかっこみ、予定時間より1時間早く出発。  焦った母がホテルのドア(自動ドア。ガラス)に顔面を強打するなどの事件がありつつ  山形駅から山寺駅まで仙山線。  山形では晩御飯を食べて寝るだけ、という、もったいない滞在をした。今度は山形も観光したいな。  駅から、立石寺方向を見る。あそこまで登るらしいよ。大丈夫?  何はともあれ歩くのだ  荷物をロッカーに入れ、山寺駅から立石寺を目指す。  途中、橋を渡った先に、「対面岩」なるものを発見。  お師様がこちらにいらしたときに、土地の人と対面した場所。らしい。  お堂の中に、お師様発見!!  ちょっと怖いです(笑  東北の仏像は、白目のトコロ、真っ白に塗ったりするんだよね。怖いっちゅーの。  などの呟きを残しつつ。それでも、なんだか嬉しい気持ちになったのでした。  さて。立石寺到着。  ずるーっと登ります。頑張れ。俺。……いや、オカン。私はどうせ大丈夫だ。  門を入って、山道を。蝉がミーミー鳴くのであろう、緑の濃い階段を上る。  途中、お師様が雨宿りをしたという岩…

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東北四寺回廊

 6月18日(日)  東日本切符のおかげさまさま。地下鉄からJRに乗り換えの際、母が間違えてスイカをtouchして取り消してもらった、などのハプニングがありつつ(JR東日本管内は乗り放題)。  満員の新幹線「はやて」に乗って、一ノ関へ到着  そこから、今、話題の平泉へ。  ちょうど世界遺産登録直前だったので、まだ空いてる方、とはいえ、平泉へ向かう電車は満員でした。  みんな復興支援旅行の心持なのかなー。  平泉駅から徒歩で毛越寺へ  町内バスが走っているのだけれど、時間が合わなくてね。  到着。毛越寺  なんだか色々広いです(笑)。  毛越寺はのびやかで穏やかな空気がして、一発で気に入りました。    東北は苦手意識が強く、岩手も初めて行く私。  どうかなー?山形(米沢)とか、あんまり良いイメージがないんだよなぁ。    でも、一ノ関駅にいた、観光案内の女性や駅の人達、そして毛越寺の雰囲気で、心配は綺麗に払しょくされました。ああ。いい。なんか、この、ホンワリした空気!  私の第一目標「開山堂」。そう、今回は慈覚大師円仁さまが開基の、東北四ヵ寺を回ろうという旅行なのです!  「四寺回廊」と名付けて、キャンペーンも張っていて、特製の御朱印帳にハンコをもらうと満願になるという!  このたびの震災で奪われた命への鎮魂と、ミー…

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突発鎌倉ふらっと旅

 いろいろあって、いろいろなくて、ないままに。  あるがままに。  姉は帰ってくるらしいので。  嗚呼。結婚って何じゃろうか。一生添い遂げられることの希少さは、無事に出産することの希少さに似ている。  などと、思いつつ。  21日。土曜日。  いや、その前の金曜日。  病院が珍しく、ものすっごー混んで、すごく久しぶりに8時近くまで残業した訳なのですが。  ふと、「あー。どっか行きてー」と、思いまして。  最初は浅草と神田でも行くべかな。と思ってたけど、前述のとおり、残業が厳しくてヘロヘロになったら、「近場がいい」と思い直して。  土曜日の朝。  あー。鎌倉でも行くか。  と、相成りました。  「鎌倉行って来ようと思うー」  「あら。いいわねー。アタシも行こうかしらー」  「マジでー?じゃあ、行こうよ」  実に軽いノリで母親も行くことになり、突発的に鎌倉へふらりと出かけることになったのでした。  家から自転車で地下鉄の駅まで行って、そこから数駅でJR。  JRで3つ目が鎌倉。近い(笑)。  まずは、鎌倉駅からバスに乗り、「猫がたくさんいる寺」として有名な光明寺へ。  材木座海岸の近くの古刹です。浄土宗。  立派です。実に立派。法然上人関係のお寺はお大祭が近いので、垂れ幕もかかってたりします。  しかし、私の目的は法然さんではなく、猫!    大きな門をくぐって、本堂。  海風が強…

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運慶を見に行きました

 そういえば。  木曜日。金沢文庫へ「運慶展」を見に行ってきました。    あ。URLも一緒に。こちら。  家からは電車で30分程度なので、ぶっちゃけ、横浜に行くより近いです。  円成寺の大日さんが来るってんで、鼻息荒く800円を支払ったのですが、同行した母はシルバー価格の100円だったので、「優遇しすぎっ!!」と喜びの鼻息よりも荒くフンフンしてしまいました。  だから老人がいっぱいいたのか…(遠い目)。  ええと。  ボリュームが前評判よりも薄いし、人が多いし(これは事前に聞いていた)、鎌倉時代には萌えないらしく。  思ったよりも仏像心を刺激されずに帰ることになりました。しょぼん。  ただ、母が一番好きな横蔵寺の大日さんは、円成寺の大日さんと同じ様式なので、彼女はすごく喜んでいました。  それならいっか。みたいな。  むしろ、私としては極彩色の帝釈天萌え。  小さくても力強くて美しいのが慶派の良いトコロですね。過剰とも言いたくなる作りこみに感激しました。    それにしても、仏像はやっぱりお寺にいてもらうのが良いなぁと。  お厨子に入っていたり、ちゃんと両脇侍がそろってたり、舞台装置がちゃんとしている方が安心します。  お寺…行きたいなぁ。←献血の痛手が癒えはじめ、またぞろ行きたくなってきた模様。  鎌倉を愛せたらどれだけ良いことか(遠い目)。  とりあえず杉本寺に行きたいですー。

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リアルトラベル・改 その2

 昼寝してました。不眠症の私が昼寝。マジで色々とボロボロだ(笑)。    ええと、さて。  続きです。  3月20日(金曜・祝日)。  朝起きて、体力が戻ってるような、戻ってないような。  最近は酒を飲んでも寝付けないため、旅行先でも酒を飲む日でも、眠剤持参なので、眠ったことは眠った。はず。  ホテルのお姉さんは美人で優しかったし、加湿器を借りたり禁煙ルームに変えてもらったり、世話になってハッピーなホテルライフでした。ありがとう、ホテルルートイン大阪本町!  ただ、近頃、母親と一緒に京都へ泊まる際には、京都都ホテルを愛用しているため、ビジネスホテルのアメニティに愕然とした。スゲー。洗面所に歯ブラシと剃刀しかねーよ!みたいな(笑)。人間、楽をすると堕落するということがよーっくわかりました。  そんなホテルを出て、本町乗換えで梅田へ。  前日、「昼割りキップ」で大阪→京都のキップを金券ショップで購入していたので、そのままJRへ。  この、近距離キップさ、関東でも流行らせて欲しいよね!540円が330円になるんだよ!東京→横浜間と同じだよ!東京→横浜間が330円になったら、かなり嬉しいし、みんな喜ぶと思うの!  ケチなハナシはそのくらいにして。  さて、京都は、もう、「何が起きているの?」というくらい、もンのすげー混み方をしてました。  市バス乗り場が黒山の人だかり。スゴイ。私は安いオフシーズンに京都に行くことが多いので、「祝日の京都、恐るべし!」と思った…

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リアルトラベル・改 その1

 出先からの文章は愚痴が多いばかりで、なんだか旅行記的になっていなかった…。笑。  という訳で。改めまして。高野山&京都旅行記でございます♪  3月19日(木曜) 朝、5時起床。  せっかく7時22分の新幹線を取ったのに、どうしてこんなに早起きしないといけないのか  新幹線で新大阪まで行き、地下鉄でなんばまで。そこから南海鉄道で高野山を目指します。  高野山は2度目でして、前回は友人と「墓参り目的」で。ただ、それだけのために行ったんだ。  今回は「仏像及び寺社仏閣目的」。あまり進歩がないような気がするのは、気のせいと言うことにいたしましょう。  ええと。12時45分に高野山駅に到着。  折りよく来ていたバスに乗り、高野山の大伽藍方面へ  高野山は大伽藍が立ち並ぶ一角と、奥の院がある一角の2つに大まかに大別できます。山内はバスがグルグル走ってるから、観光には不便さをあまり感じません。  とりあえず、バス停『金堂前』で降りて、伽藍を見ることに。  いやー。いい。  まあ、山内が寺だらけだから、元気になるよ。  ただ、グズグズと、仕事のコトと家のコトのしんどさを抱えていたので、あまり気分が晴れず。もやもや。  金堂内から聞こえてくる読経に、テンションがわずかに上がる。    時間との兼ね合いもあり、入ることは止め、点在するお堂を1つずつ回ってみた。  色々あるのよ。不動堂とか、准胝…

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東洋的美と西洋的美。どちらが好みか、魂に問う。

 昨日の祝日は、六本木にあるサントリー美術館で開催中の『三井寺展』に行ってきました。  天台宗五代座主、智証大師円珍が帰朝1150年記念ということで、円珍関連モノの寺宝と、狩野光信の没後400年で、狩野派の襖絵などが展示されてました。    あたしゃ、つくづく山門派なんやなぁ。  知証大師の坐像、いっぱいあったけど、「ふぅん」って。ダメだ。  それに、新羅明神が怖くて。  ええと。簡単に説明しますと。  仏教には天台宗という宗派がありまして、その開祖は、最澄という人です。  最澄の次の次、第三代座主に、私が敬愛する慈覚大師円仁という人がなり、その次の次、第五代座主に、智証大師円珍がなりました。  昔の仏教のお坊さん達は、仏教の本場・中国での修業や学問を望み、何人もが入唐しました。  最澄は中国の天台山という聖地に入り、天台宗を日本に持ち帰って広めた訳です。    当人達が生きていたときは、さして問題にならなかったコトなのですが、入寂された後、円仁派と円珍派、という二つの派閥に比叡山が分かれてしまいました。これが、山門派と寺門派です。  山門派は山に残り、寺門派は大津の湖畔に三井寺(園城寺)を開いてそこを本山としたのです。  そいで。    山門派と寺門派の争いは、時の権力者の代理戦争みたいなところもあり、苛烈を極めました。  坊さん同士なのに、「僧兵」って言って、兵力を持ち、武力を持って相手を制圧することも多く、まったくもっていけないことです。 …

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