荒天

 なんかすごい天気ですね(関東地方在住)。
 こんな日は外猫たちが心配です。雨や風の当たらない安全な場所でぬくぬく寝ていてほしい。

 先日、ついったで「米国株が急落してまっかっか」と知り、どれどれと見てみたら、投資界隈が「紅だー!」とか「おはぎゃー」とかにぎにぎしくしておりました。こんなときでも悲壮感漂うツイートはせず、笑いを取ろうとする(?)ツイッタラーには拍手です。

 私も微々たる量ですが、米国株を持っているもんですから。
 ええ、怖いモノ見たさですよ。

 1週間で200万も増えてて寒気がした自己財産を、今、見に行ったところ。

 200万溶けてました(白目)。

 すごい。増える時も増えるが、溶ける時もあっという間だね!!

 だからこそ、「長く置いておけば平均的に右肩上がりになる」という商品を購入し、「30年は塩漬ける」と思っているわけですが、投資で食べているプロの人たちは、まさに命がけなのだなと。まじ、財産って溶けるんだね。

 株や先物で数千万溶けたなんてザラらしいし、いやあ、私には到底真似できませんわ。

 つか、預けたお金は「数字」になり、私の手は離れている感覚で、私がおばあさんになったとき、「よ!久しぶり!」と戻ってきてくれればいいなと。そのとき、数万円でも増えていればいいな、と。
 
 そういえば、母の生命保険は私が投資している額とゼロが一つ違うため、先日送られて来たポートフォリオ(米国株が下がる前。ちなみにドル建て)は300万円増えてたっけ。私で200万円溶けたんだから、どのくらい溶けたのかしら…。

 これは母が文字通り死ぬまで置いておく分だから、彼女の死期によって増減が決まるものであります。これも、長く塩漬けできればそれはそれでよし。

 ちなみに、私のお金。200万溶けても、元本は全然割っておりません(それ以前にクソほど増えてた)。
 こういうのを見ると、お金持ちはどんどんお金が増え、投資するお金のない人は運用できずに貧乏のままなのだという世界の仕組みがありありとわかりますな。

 銀行でも言われたんだけど、投資を始めるのは若いうちの方が良くて。
 長く運用すればリスクも減って「貯めていた期間」も長くできるけれど、20代、30代のうちに、数百万からの金を(塩漬けにできる金を)持ち合わせている若者が少ない。
 そりゃそう。日本人の貧困化は半端ないからね。特に若い世代。

 40代、50代からでも、20年、30年くらい置いておけるのであれば増え幅が広い商品があるけれど、ちょうどそのころは子供の学費や家のローンとかで余分な金なんぞむしろない。

 頑張って貯めて60代、70代から増やそうとすると、ハイリスクハイリターンのものしかなく、それゆえ、不必要な保険商品に手を出したり、失敗する(らしい)。

 つまり、若いころからお金がある人はどんどん増やせるけど、お金がない人はずっとお金がないんだね。おそろしい。

 ドロップアウトすると元のメインストリートに戻れないってことは私たちの世代(昭和40年後半から50年代生まれの氷河期世代)はしみじみ痛感している。
 わかりすぎるくらいわかってて、リーマンショックや雇止め、非正規化、ありとあらゆる負を背負わされている世代なもんで、人数は多い(ベビーブーム)けど、メインストリートを歩んでいる人と、落ちた人との差が激しい。

 これから、私たちの世代がどんどん年寄になる。まあ、自殺とか貧困から来る不摂生で死んでる量も多いような気がするけれど、それでも、私は中学生のころ、1学年8クラスまであったからね。

 1クラス40人が8クラスもあるのが普通だった世代。その圧倒的な分量が、結婚せず、子供を作らず、老いていく。
 その尻ぬぐいを自分の子供にさせるのは絶対に嫌だったし、恐ろしかった。これからの世の中(日本)で生きていかせるのが申し訳ないっていうか、こわい。ゆえに、子供を産まなかった。そういう人も多い(つか、むしろ、今の若い子らがこれだよね)。

 どうなっちゃうんだろうねー。本当に。

 旦那さんが仕事がクソ忙しくて、そのうち過労死するんじゃないか心配なレベルなんだけれど。

 新しい人を雇わなきゃいけなくて、チームリーダーの彼は面接にも駆り出された(休日出勤!!)。
 そしたら、某大学を大学院まできっちり修め、そのあと新卒で入った会社を3か月で辞めて、以来、10年ほど職歴真っ白って人が来た。
 まさにアラフォー。本人曰く、仕事を辞めたあと、親族の介護があって就職活動をせず、3年前から再び働くところを探しているらしい。
 そういう男性を、採用するのかしないのか。ちなみに、適性試験は図抜けて成績が良かったらしい。

 旦那さんは「採用してあげたい気もするけどねー」と言って苦笑していた。そして、「もう、名前が書ければ採用してくれるレベルの、バイトでもいいから職歴を何個か作らないと駄目だよね」と続け、さすがスナフキン。強いなと。

 旦那さんも非正規をずっと歩んできた人で、リーマンショックで契約が切れて故郷に帰った人だし、そのあと、社員寮に入って、会社を辞めると同時に住まいも失った人だから。
 薄氷を踏むような、細い棒の上を歩む人生だったが、転落せずに今、こうして過労死しそうなほど働いている(え、それっていいのか?)。

 何が違うのだろう。

 身元を保証してくれる親や、いざとなれば帰れる家があったのは幸運だったろうと思う。それすらない人は否応なしにもっと大変だろうから。でも、彼はそれを苦労と思っていないものの、やっぱり、頑張ったから今があるのかなって。あとは運。

 前述の職歴真っ白マンが努力してないとは言わないけれど、頭が良いのに学習していないなって思ったところはある。

 私もねー、こんなこと言ってるけどさー、ぶっちゃけ、正社員として働いたことない人間だからね。あはは。ひーっひっひっひ。人間としてヤバい。

 社会は恐ろしいところだよ。いろんな人がいて、いろんな人と関わらなくてはいけない。
 専業主婦の今、「嫌いな人の顔を見ない」という毎日がどれほどありがたく、幸せなものかとつくづく思う。
 まあ、その話を母にしたら、「あたしはそういうの(嫌いな人が職場にいたこと)ないからなー」って言ってたから、うちの母みたいな人は別。あれはなろうと思ってなれない、天然の人。私にも母の千分の一で良いから似たところがあれば…。DNAが頑張ってくれてたなら…。

 どんな家庭に生れ落ちるか、という、完全なる運ゲーが最初にあって。
 実家が太ければ、その後もたいていは安泰。私は一代で財を成した祖父、働き者だった父のおかげと思っている。
 
 ただ。お金はたくさんあると怖い。

 お金配りゲームみたいなことをネットでやっているが(あれのほとんどが釣りであろうが)、お金はね、たくさんあると怖いんだよ。

 ほどほど、身の丈が一番。

 安心して暮らせて、好きな人に躊躇なく小さなプレゼントが買えるくらいのお金持ちが一番幸せだと思います!!

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