岩手の山人さんたちが「今年は冷夏だ」と口をそろえて言っていたそうだけど、「東北は冷夏」かもしれず、つまりは東日本より下はむちゃくちゃ暑い可能性もある。冷夏は困る(農作物への影響を考えるとね)、でも、酷暑はもっと困る。暑いの嫌だわ。
コロナは相変わらずぶいぶい増えていますな。驚きもしなくなった日常。
引き換えにと言ってはなんだけれど、手足口病が例年の100分の1と聞き、思わず笑ってしまった。
そういえば、この時期は手足口病だらけだったな。
あれは唾液からもうつるから、手洗いの励行だけでなく、マスクも感染防止に役立っているのではないかと思う。
文字通り、手指、掌、足の裏から足首にかけて、口腔内に、いかにも痛そうな赤いポツポツができる手足口病。もちろん口の中にできれば唾液を飲むのも痛くて、子供はダラダラとよだれをそのままにする。
そうでなくとも、よだれって、もう、大丈夫なのかと尋ねたくなるくらい出る。子供って。
そのよだれがついた玩具を別の子が触って、よだれも一緒に口の中に入って、そうやって手足口病は蔓延するようで、それが今年は口元だけでもマスクをしているからよだれが垂れないのではないかと愚考する。
よだれを介した子供の病気ってかなりあって、それらが今年は防げているのなら不幸中の幸いだわね。手足口病って痛い上に特効薬なくてかわいそうだもの。
ウイルス性の病気だから、いわゆる「変な所に入る」と厄介だし(手足口病は痛いことは痛いけど、あまり取るに足らん病気と思われがちだがそれはそれで怖いと思う)、年齢が低いと「痛いから食べない」ということで、そっちも困る(成長に対して悪影響がある、っていうか、食べない、寝られない、ってなると抵抗力が落ちるし不機嫌極まりない状態が1週間以上続くと周囲が疲弊する)。
小児科医がおまんま食い上げで大変と聞いても、辞めた身の上だからね(鼻ほじ)。
手足口病以外にも、りんご病とかも少ないのかな。あれって妊婦さんがかかると大変だから少ないといいな。大流行した年は神経を使ったぜ。
それにしても3年も現場から離れると、ほとほと忘れる。ああ、びっくりするほど忘れるわ。
今は生きてても死んでも誰も困らん身の上だから、どっちでも一緒なら、好きな人の顔を1分1秒でも長く見ていたいと思う。
「価値がない」とか「生きててもしょうがない」とか悩む若人はおりましょうが、もうね、生まれちゃったしね、自我を持ってしまったのだから、生が尽きるまで他人様に迷惑かけず、できるだけハッピーでいようぜと言いたい。
ネットで、緊急避妊薬の市販をめぐるアレコレが話題になってて、産婦人科学会の副会長とやらが「”じゃあ次も使えばいいや”と安易な考えに流れてしまうことを心配している」とテレビで言ってたそうだけど、ええと、「じゃあ次も使えばいいや」ってなるのは悪いことなの?
ああ、もちろん、何回も使うのが良いとは思ってないよ。言うても薬なんだから副作用とかあるだろうし、体に負担がかかるだろうと思うから。逆に、それなら(体に負担がかかるなら)、胃薬飲むみたいに飲む人、いる?
何を心配しているのだろう。女性の体のことを心配しているの?何回も飲む奴が体を壊すんじゃないかって?
飲まんだろ、そんな。
それともあれ?「男性が『お前、緊急避妊薬飲めば大丈夫なんだからナマで(避妊せずに)するぜ』って強要したりするかもしれないから危険」ってこと?
「男性が『この間もナマで(避妊せずに)したけど、薬飲んだんだろ?今回もそうしろよ』って言う」ってこと?
あああ、それならありそうー。そうねー。それは怖いかなー。つか、そんなこと言う男は(以下罵詈雑言)。
でも、女性が自分で薬を飲んで負担が軽いうちに堕胎すること、産むこと、を選べることが大事。だって、妊娠出産するの、女性じゃん。
性教育は女性だけではなく(女性も大事ではあるが)男性にこそやってほしい。男性が性行為の時に率先して避妊具をつけてくれたら良いだけで、避妊具のつけ方はつける男性自身で上手になってもらいたいし。ナマでやりたい男はパイプカットすればいい(むろん、別の性病の可能性も考えてコンドームをつける方が良いに決まってる)。
身内(及び知り合い)からの性暴力で緊急避妊が必要な女性もいると思うから、できれば薬剤師のいるドラッグストアで買えるようになったら良いのにね。
それか、あれ、姑が嫌いな嫁のお茶に緊急避妊薬を混ぜて子供ができないようにして「跡継ぎを産めない女はお里に帰れ」って追い出すから駄目なん?(いつの時代だ)。
とは申せ、ロキソニンも市販薬になったら依存症になるくらいガブガブ飲む人もいるしね。事は慎重にという気持ちもわからなくはない。わからなくはないけれど、妊娠を女性だけに負担させんなコラとは思う(実際に負担するのは女性だからこそ、男性にも当事者意識を持ってもらわんと困るやんか。一人で妊娠するのは無理なんだぞ)。
私は子供を産むことに対して恐怖心がある。
子供が欲しい人と欲しくない人の間には深くて大きな川があって絶対に分かり合えないもんだから、子供が欲しいと願うすべての人にばんばん子供が出来てほしいと思っている。
緊急避妊薬も然りだが、不妊治療ももう少し保険が効けばいいのにね。ハゲを治すのに保険が効くのに、不妊治療に効かんのはおかしい。
そんなままならぬ世の中だけれども、こうして生きていくのですよ。大丈夫。意外とどうにかなるもんだ。
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