杳月日記

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zoom RSS 東京国立博物館 「東寺空海と仏像曼荼羅展」・2

<<   作成日時 : 2019/04/08 17:51   >>

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 ジャジャーン!やべえ!ポスターかっこいい!!

 並んでいるかな、どうしよう、入場制限とかかかっているかな。ドキドキしながら平成館へ足を運ぶと、いや、全然。全然並んでないよ!!やった!勝った!!俺は勝ったぞ!!

 そう。まだ宣伝も十分でないのか、拍子抜けするほど空いていました(笑)。

 意気揚々とロッカーに荷物を突っ込み、展示ブースへ。ああ、空いてる…。夢みたい…(空いているとは言っていますが、人間はたくさんおります。いや、あの死ぬほど混んでた阿修羅展とか知ってるからさ)。

 第一章は「空海と後七日御修法」。密教法具は「ちょっと違うかもしれないけれど、お師さまも同じようなものをお持ちだったのだろう」と、だいたい推しに持たせる妄想を繰り広げてニヤニヤします。鉄板。
 今回は御請来目録のうち、最澄筆のものが出ていました。どうやら前期だけのようなのでラッキー。ううん、どうしたって私は空海よりも最澄派なのでね。その代わり、大元帥明王関係(曼荼羅図や六面八臂像など)は後期に全て出るみたいです…。見たかったな。
 ここには、祭壇(とは言わないのか)が再現されており、なかなかにハアハアしました。いいぞ、もっとやれ。
 密教の修法で使う独特のお祭りの仕方はなんだかドキドキしますね。形式通りにいろいろなものが並べられていて。結界が張ってあったり。楽しい。

 第二章は「真言密教の至宝」。曼荼羅図が何幅も出ていました。とても古い物もたくさん。

 第三章は「東寺の信仰と歴史」。お面とか(お面怖い)、狛犬さんたち(こっちは可愛い)。

 第四章でいよいよ「曼荼羅の世界」として立体曼陀羅がお目見えです。あまりギュウギュウに置かれていないので、16体をゆっくりあちこちから眺めることができます。なんでも、一番人気の帝釈天だけ「撮影オッケー」ならしく、帝釈天ってどんな仏さまなのかも知らぬ方々が不躾にスマホをかざしてバシバシ撮っていましたね。それを見た旦那さんが「なんか怒ってるみたいだね」と囁くので、「そりゃそうだよ」と肩をすくめた次第です(私は撮影しませんでした)。

 うーん。それにしても立体曼陀羅の仏像達。すごいよね。平安時代に作られたのに、鎌倉仏にもひけを取らない、いや、もっとすごい描写やテクニック。
 旦那さんは躍動感に富んだ持国天がお気に召したそう。かっこいい。
 昔は天部とか明王系が好きだったけど、ちょっとずつ印の違う菩薩さま達の方が好き。かっこいいとは思うけど、心惹かれるのは菩薩さまとか如来さまらしい。

 ええと、そんでウロウロと堪能している時にですね。ふと軍茶利明王の前で「なにこれ、気持ち悪っ!!」と一見して吐き捨てたおばさんがおりまして。私としては二度見(その女性を)致しました。
 軍茶利明王、確かに腕に蛇がぐにゃぐにゃ巻きついていて、蛇嫌いの人が見たらヒェっとなるかも知らんのだが。いや、でもさ、あの、そのお像、仏さまですからね???

 仏さまではなく、人間相手にだって言ったら失礼な言葉であろうと思うのですが、それを、ねえ。

 なんかさ、だから嫌なんだよ。知らない人が適当な気持ちで来られるの。ちゃんとした意味があってその仏像はカタチを取っていて、それを誠心誠意作り上げた仏師の方がいて、その仏さまをきちんと拝んで信仰している人だっていて、それなのに仏像に暴言を吐くようなヤツには見て欲しくない。それが素直な感想だとしても、私はとても許せなくて、「二度と来るな、××が!」と心中にて暴言を吐いたのちすみやかに「あ、いや、今のはほんの出来心でごめんなさいね」と軍茶利明王に謝るなどしました(笑)。

 旦那さんも仏像に対してはビギナーではあるけれど、『見仏記』を熟読するなど基礎知識は豊富で、私も好きでたくさん見てはいるけれども別にたくさん見ている方が偉いとか、そういうことはない。

 なんつーか、心構えの問題として、そこすらクリアできてない人がたくさんいるという事実に愕然とする思いですよ。お寺さんや神社さんで無遠慮に好き勝手する罰あたりも多いらしいし、「特定の信仰を持たない」ということと、「他人様の仏さまや神様を侮辱しても良い」ということは決して同義ではないのですから。軍茶利に謝れ!!。

 すいません。エキサイトしました。あと、展示スペースを出て余韻に浸っていたら、休憩スペースで電話していたおじさんに向かって「こんな所で電話なんかしてんじゃねーよ!!」とすごく大きな声で目を合わせずに言いながらどこかへ行ったおっさんもいて、「お前の方がうるせぇんじゃ、××が!!」と思いました。私たちの目の前で電話してたけど、別に迷惑だなんて思わなかったのに、自分の正義を振りかざすヤツは(以下省略)。

 ああ、都会に出るといろんな人がいるわ。

 ちなみに、展示ルームを出る際、別の展覧会のチラシがあるじゃないですか。そこにですね、私の愛するギュスターヴ・モローの絵を見つけまして。
 「モローさん!!」って言って、旦那さんに取ってもらって(おじさんが群がってて手が伸びなかった)見てみたら、パナソニック汐留ミュージアムで個展を!!開催!!する!!!!ギュスターヴ・モロー展としては14年ぶり!!!!!

 その情報だけで仏像のことは頭からフワフワフワ〜っと飛んで行ったことは内緒にしておきます。

 本館も、フワフワした気持ち(「モローさんの絵が見られる…『出現』が出る…生で…『出現』がぁぁ」などと思っていた)でぐるっと眺めて終了。ああ、仏像…印象が…(それこそ駄目である)。

 そのあとは、念願だった御徒町にある摩利支天尊に行ってきました。電車から幟が見えるたび「行きたい…一度行ってみたい…」と思っていたのです。
 つか、アメ横、人が多すぎる(いきなり)。外国人観光客が多すぎて歩けない有様でした。平日なのに。

 ああ、えと、摩利ちゃんの方。こちらのお寺さんもこぢんまりしていながらとても濃厚な良いお寺さんでした。気に入った!!だけど、アメ横を歩くのが大変だからたぶんもう来ない!!←

 たくさん歩いて歩いた一日。

 帰ると夕方で、すっかり疲れました。でも楽しくて良い一日でした。

 付き合ってくれた旦那さん、ありがとう。行くなら空いているであろう4月中がお勧めです。立体曼荼羅、すごく良かったから行くべきですよ!!


 

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