本の備忘録

 中井先生の本が届いたので読んだのだった(忘れてた)。


 『統合失調症をほどく』(中井久夫・著)



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 副題の「中井久夫と考える患者シリーズ」とあるように、以前読んだ『統合失調症をたどる』の第二弾です。
 『たどる』の方は最寄りの図書館にあるのに、『ほどく』は入ってなくて予約して借りたん。
 なにせ、この、『たどる』で中井先生を知ることになったので、楽しみでありました。
 ラグーナ出版という出版社自体が、元統合失調症患者さん、もしくは現在も患っている当事者さん達が働いている出版社です。
 中井先生の書物を読みながら、中井先生が「これこれこうです」と書いてらっしゃるのを、元当事者さん達が「確かに自分の時はこれこれこうだった」と考察を重ねているのが主軸になっています。そこは第一弾と同じ。
 なので、中井先生の書き下ろしという感じではなく、過去の名著から引っ張ってきているため、私のようなマニアには読んだことがある内容ではありますが、それにしても素晴らしかったので全然問題ないっす。
 一番最後のQ&Aは書き下ろしなのかな。統失当事者さんからの質問に、中井先生がお答えになっている。

 「社会からの偏見とかがつらいです。どうしたらいいですか?」みたいな質問へは、「そんなこと気にしないでよろしい」と一文、バシーっとおっしゃってた。
 これを読んで、「答えになってない」とか「気になるから聞いてるんじゃん」とか言う奴はまだまだだだよね(笑)。
 中井先生のような第一人者で権威であられる臨床医がバシっと斬るところにカッコよさがある。言いきっちゃう。もう、「気にしないでよろしい!」って。それって、まどう人には有益なんだよ。飲み込めないかもしれなくても、そうなんだ。って思えるのは大事。言いきってくれる優しさを感じた。

 何度も言うけど、私はスキゾ親和性が低いんで、統合失調症の人達のことを読むと、「おおう。逆だな」と思うけど、精神の病に苦しむ人の言葉は染みるし、症状が違ってても、わかるわかる感のあることが多い。

 中井先生が、「治るということは、病気になる前に戻るということではない」とおっしゃってて、病気になる前というのは、発症の芽がある状態だから、そこに戻るわけじゃなくて、乗り越えた自分になろうというお考えがものすごく好き。
 とにかく「ゆとりを持った状態を維持する」ということが大切。自分にゆとりが持てているか?それを常に意識して、ちょっと焦っているなと思ったらしっかり休むこと。止まること。何もかも勉強になる本でした。
 
 なかいてんてぇー!ちゅきー!!!


 『どうして人はキスをしたくなるんだろう?』(みうらじゅん、宮藤官九郎・著)



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 まあ、なんというか、通常運転の下らない話を二人でしていて楽しい本でした(笑)。
 仕事や親についてなどの章があったけど、エロについてが一番おもしろかったですね。やっぱり。
 ぼんやりと笑いながら読める本だったので、あっという間に読んじゃいました。
 みうらさんは若い頃に見仏記でお世話になったし、おもしろいので著作を読んだりタモリ倶楽部に出てるのを見たり。
 サブカル畑の人を、男女差別が著しいとフェミ系の人がすごく怒っている文章を読んだことがあるけど、なんというか、中二男子のまま、っつーか、「おっぱい大好き」とか「エロいの最高!」みたいにキャッキャしているだけで、フェミの人達が怒るような深い差別感情があるってことじゃないような気がしないでもないんだけれども(笑)。そこが嫌なのかな。よくわからんな。

 今年は「おひつ問題」とか「配偶者をなんて呼ぶか論争」がありましたな。
 私は総じてフェミ系の人は苦手な、ガチガチ古風な日本乙女の脳みそなんで、どっちに対しても、「別によくなーい?」とマジ卍でした(使い方が合っていない)。

 先日のバリバラで、「トランスジェンダーやゲイ、ビアンの人達のお風呂問題」ってのをやってて、なかなかおもしろかったです。

 見た目の性別で分けるか、性嗜好で分けるか?

 個人的にはトランスジェンダーの万次郎さんのおっぱいが私のおっぱいよりおっぱいおっぱいしてて美しかったのでヘテロ&ノントランスとして、「うらやまし~」って感じでした。そういうのもお嫌なのかな?失礼なんかな。

 そんで、昨日、シャワーを浴びながら考えたんよ。

 性嗜好で分ける分け方が一番しっくり来るって話だけど、ゲイの人とお風呂に入れるか。
 うーん。うううーん。

 それならビアンの人の方がいいなー。ガチのビアンさんでも、舐めるように見られても、女性ならば平気だわ。
 逆に、お前の肉体には微塵も興味ねえわ、ってゲイの人とお風呂に入るんも、相手は男性の身体のままだから、旦那さん以外の男性とはご一緒したくないかも。
 FtMの人は工事し終えてればちょっと恥ずかしいかな。MtFで性嗜好もヘテロ的(男性が好き)なら平気。あ、でも、女性が好きなMtFさんも平気だな。ふうむ。
 肉体が構造的に男性って人は、こう、太刀打ちできん感じがして怖いって部分があるように思う。いや、なんもないよ。当たり前に、なんもないのはわかってるけどさ。ビアンさんならば、こう、万が一があっても逃げられるじゃん。そういう、本能に即した部分として、お互い素っ裸だから嫌とか良いとかあるかも。

 ちなみに、青森の酸ヶ湯温泉みたいに、広大な温泉で混浴。とかは、まあ、別にいっか。って感じだな(笑)。

 それも話してたん。酸ヶ湯温泉ならばおっさんと混浴しても平気だけど、もっと小さい所はちょっと引くし、あと、知らないおっさんなら平気だけど、友人の旦那さんとかだったら絶対に無理だと(笑)。

 私は日帰り温泉とかで、男児が一緒にいるのとかもすっげー嫌だから、ちょっと特殊かもしれんし。
 二足歩行できるなら男湯へ行け。あと、女の子も、二足歩行できるならこっちへおいで!!

 なんかずいぶん話がズレた。

 全然違うテイストの本ではあっても、みうらさんに通底するブッティストの思考はとても大好きだし、哲学的ですらあるから、まあ、いろいろと勉強になる本達でありましたよ。

 あとはパンの本とか、あんこの本とか読んでた。

 ゆっくり本が読めるのもありがたいはなしです。

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