本の備忘録

 仕事がヒマなので、本を読んでいます(仕事しろ。いや、あと少しだから好きにさせてくれ←どっちやねん)。


 『八番筋カウンシル』(津村記久子・著)

 
八番筋カウンシル
朝日新聞出版
津村 記久子
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 津村さんの長編。
 八番筋とも呼ばれる大阪の商店街の話。嫌な人も出てくるけれど、そこは津村さんらしくまとめてあって面白いです。
 しかし、津村さんの描く主人公達は、たいていシングルマザーに育てられた人達だなあ。
 父親が死んでいるのは良い方で、大概は働かなかったり事業をつぶしたり暴力を振るったりするダメでクズな男ばかり。ちゃんとしたお父さんもいますよ!と思わず声をかけたくなる(笑)。
 それと、「仕事をしながらカフェを開きたいと思っていて、実際、カフェをやる女の人」がいる。津村さん、カフェ開きたいんだろうか。
 ああ、でもね。そうは言っても、キャラが同じようだとかそういうことではなく、全然飽きないし面白い。
 似た境遇ではあるけれど、みなそれぞれに悩みが違ってて、一生懸命生きている感じがある。
 津村さんの書評として西加奈子さんが「優しい」と言っていたけど、ほんとそれ。津村さんの小説は優しさを感じる。
 あれこれあっても、それでも生きて行くんだろうなっていう、こう、「私もがんばろう!」みたいな読後感の小説でした。


 『京都魔界地図』(綾辻行人・著)

 
京都魔界地図
PHP研究所
綾辻 行人
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 まんま。京都の魔界と呼ばれる場所のガイド本。
 初心者向けで、私も行ったことがある場所ばかりなれど、著者が綾辻さんなので文章が上手で写真も多いからすいすい眺めて「あー。京都行きたい!!」と絶叫するには丁度よい本。

 京都行きたい!!!!!

 ちなみに、あんまり怖くないです。


 『怖いこわい京都、教えます』(入江敦彦・著)

 

怖いこわい京都、教えます
新潮社
入江 敦彦
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 そもそも入江さんは姉から「おもしろいよ!この人!」って教えてもらった人で、確かにすごく面白いから、この人の本ならば外れがないので借りる。
 読むのは2回目。再読。

 綾辻さんが『るるぶ』なら、入江さんはミニコミ誌なみのオタク感。マニア向け。
 私もたいがいあちこち行ったけど、行ったところの行ってない祠の話とか、知らなかったお寺さんや神社さんなど、すごく細かい。
 そんで、怖い。笑。

 白峰神宮に近い天神様はすごくご利益があるのだけれど、願いが叶うと三年後に死ぬのだそう。
 思わずネットで調べて、「なるほど!ここ!絶対行きたい!」と旦那さんに言ったら、激しく引きとめられました。
 「返り」が何かわかってるなら安心じゃん。私が死ぬだけなら、他に迷惑かけないし。

 うーん。イメージとして(個人的感想です)。

 神社・・・神様がおわす所で、願い事や頼みごとを叶えてはくれるけれども、めちゃくちゃ気分次第(及び相性)で、気の強い神様だと神通力の見返りに何かもってかれる。この方式の逆として、「○○を断つので、○○してください」もあり。

 寺・・・仏様がおわす所で、願い事や頼みごとは基本的に専門化している部分に因る。つまり、薬師如来だったら疾病対策、愛染明王なら恋愛成就、など。別の専門家に関係ないことをお願いしても「いや、専門家をあたってくれ」と言われる。寺独自で打ち出していることは成功率がアップする傾向がある(目病み地蔵さんは、お地蔵さんだけど眼病に強いとか、ボケ封じの観音様はそっちに特化している、など)。これも相性が激しく作用するので、仏様に気に入られないとどうもこうもない。見返りに何かってことはないけど、叶った時にきちんとお礼をしないと次回からはペナルティが発生する。

 だから、私は神社さんではあまりお願いしません。
 むろん、神社にしろお寺にしろ、お願をしに行くところではないし、神仏は「感謝する相手」であることは基本的な考えであり、何でも叶えてくれるわけではないです。
 「いつもありがとうございます」の先に、「つきましては」がある(笑)。

 あと、あんまり顔見知りを増やしても浮気症だと思われるだけだから、あちこちで吹聴しない方が良いというのも個人的感想ですね。

 何か心の支えになってもらいたい時は、馴染みのあの人に聞いてもらうのが一番。
 京都の人は、それがきちんと幼いころから定まっているようで、羨ましい限りです。産土様が一番良いんだろうけどなー。近くにないからなー。

 件の天満宮は菅原道真と徳川家康を合祀しているので、「道真は良いけど、家康はなぁ・・・」という超個人的感想により、行ってもきちんと頭が下げられるか微妙な気もするし、要は、こういうのを「相性」と呼ぶのかもしれませんね。

 私としては、お師さまが関わっているお寺(特に薬師如来、文殊菩薩、)聖徳太子系、雷電さま、一部のお稲荷さん、が、勝率が良いように感じます。
 
 雷が我がボロアパートに落ちてテレビがヤラレた時も、結局壊れはしたが映るようになり、「これは雷よけもお願いしなくてはね」と話したのですが。

 「そういえば雷電さまが!子なまずがウチにいるじゃん!二匹もいるのに!!」
 「いやいや、それでは雷電さまの子なまずがいたから雷が落ちても燃えたりしなかったんじゃん?」

 って。こう、ポジティブにご利益を捉えるのも大事ではないでしょうか(笑)。ありがたや、雷電さま。

 今は、転職や就職にご利益がある社寺を検索中(笑)。
 あまり手広くお願いすると、お礼参りが大変になる(経験者)からなー。

 最善を尽くして神仏にすがる。人生は運任せなのでした。



 あと、京都の本とか聖地の本とか。

 中井先生の御本は借りて半分までしか読めずに返却してしまいました。ぐすん。また借りよう。

 山怪も2巻目が来たし、仕事しないで本が読みたーい。三度の飯より本が好きー。

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