すっごい大絶賛だったので、どんなもんかなーと思いつつ。
『アビエイター』を見たボスが、「レオナルド・ディカプリオがハスキー犬にしか見えなくて、話もわかんないし、寝ちゃったよ」と言っていたため、ディカプリオ=ハスキー犬。というのが印象に深くて(笑)。
そのボスが「ハスキー犬に見えなかったよー。ディカプリオもカッコよかったし、渡辺謙もカッコよかったー」と言っていた『インセプション』。
ぶっちゃけ、ボスと男の趣味がまったく全然モーレツに合わないので、その言葉は「へぇ」とだけで受け流しておいた。
彼女は逞しくて凛々しくてリッチな男が好きなのだ。
で。その上で、「でも、話がややこしくて、わかりづらいけどね」と言われ、それを映画好きの友人に言ったら「難しくないですよー」と返された。
これはボスには難解でも、友人には平易という事だ。
私がボス寄りなのか、友人に近いか。何だか犬の知能検査を受けるみたいだ。
いや、ボスに近いと犬同然などと暴言を言っているのではない。
ずいぶんと話がズレた。
ええと。
結句。
別に難しくはない。SFを多少なりとも嗜んでいれば、珍しい設定ですらないんじゃないかなー。と思った。
そして、私にはハスキー犬に見えた。むむむ。
ただ、一緒に見ていた母親から設定についての説明を求められたので、ややこしいと感じる人はいるのかな。と。その程度だな。
私のアタマはTim Rothに支配されていて、Timさん以外の俳優を見ると「やっぱTimさんの方が可愛いなぁ」とか「キュートだよなぁ」とか全然別の事を思ってしまうから、単純にストーリーに集中することとした。
渡辺謙のジャパニーズイングリッシュにも目をつぶることにした。目をつぶると画面が見えないけど。むむむ。
感じたコト…。
お金がかかってるなぁー。
撮影大変そうだなぁー。
結局のところ、オチとしては「どっちかな?」なのかなぁー。
あと、イームス役のTom Hardyが気に入ったので、ネットで調べたら、彼もイギリス人と知り、戦慄が走った。
恐るべし!イギリス人探知機!
あと、ロバート・フィッシャー役のCillian Murphyがどっかで見たことあるなぁ。
と、思ってたら、『バッドマン・ビギンズ』でスケアクロウを演じていた子だった。
『バッドマン・ビギンズ』は、Liamが超絶カッコよくて何度も見ていたのよ。
唇ぽってり系の子は好き。なので。笑。
『マトリックス』の時の衝撃はなかった。
娯楽作としてはお金もかかってて良くできていたように思う。
………。
ごめん!
ぶっちゃける!
やっぱり、主人公に感情移入できないと、「別に。特に」になっちゃう!
私はハスキー犬より(以下自粛)。
ボスには笑顔で「面白かったですー(私は買わないけど)!ディカプリオもカッコよかったですね(犬顔は好きじゃないんだよなぁ)!渡辺謙も英語が上手でしたね(聞き取りにくかったけど)!!」と言って返した。
書きながら、見終わった『海の上のピアニスト』の事で頭がいっぱいでダメだ。
そっちは、また別に書く。
やっぱり。心が特定の俳優に支配されていると映画も公平に評価できないようである。
レオナルド・ディカプリオ氏及び、彼のファンのみなさま、顔面カメムシ形状とか言ってごめんなさい。
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